なぜ踊るのか、なぜスペインへ向かうのか — 私の自問自答
久しぶりに、自分自身に問いかけてみました。
Q. 舞台に立つようになったきっかけは何ですか?
夫の葬儀の日、お墓の前で宝蔵寺の金子優光老師が歌を詠んでくださいました。その深い尊さに心を打たれ、「この歌で踊りたい」と強く決意したのがすべての始まりです。
ご住職に承諾をいただき、夫の一周忌に『追憶』と題した舞台を創り上げました。会場にお越しくださった1,500名余りの皆様に、直接お礼の気持ちをお届けできたことは、今も私の原点となっています。

Q. なぜ踊るのですか?
私にとって踊ることは、絡まった糸を解きほぐす時間でもあります。
日常で直面する様々な難問も、体を動かし踊っていると、ふと解決のヒントが降りてくるのです。まるで名探偵ポアロのドラマのように、ひとつずつ問題が解決していくような不思議な感覚があります。

Q. なぜスペインに行くのですか?
逢いたい人に逢える場所だからです。
大好きな演奏者や踊り手に直接会い、その生の音や空気感に触れること。そして素晴らしいアーティストたちと一緒に作品を創り上げることができる場所、それが私にとってのスペインです。